血糖値と二日酔いの心配がいらない!? メスカルは体に優しいお酒
ロス・ダンサンテスのメスカルは、アガヴェ(リュウゼツラン)を原料とし、酵母や砂糖も加えず、添加物も一切使用しません。昔ながらの伝統的なハンドクラフトで作られており、とても高品質な完全オーガニックの蒸留酒です。
米・シカゴの研究機関「メスカル文化促進協会」によると、お酒の中でもメスカルは人体に最良なお酒なのだそうです。近年、蒸留酒やナチュラルワインが流行っている背景には、⾝体への負担が⽐較的少ないなど諸説がありますが、なかでもメスカルが最良とされるのには科学的根拠があります。
理由その1
原料は「アガベ100%」
通常、ナチュラル系と言われるお酒にも⾃然由来の酵⺟や砂糖は加えられていることがあります。しかし、伝統的なメスカルは、酵⺟や砂糖を加えずに、それだけで「酒」になるパワーを秘めた、100%ナチュラルなアガベを使用した究極にピュアなお酒です。
理由その2
腸内環境を整える「アガビン」成分
⽶・サンフランシスコの自然療法医Taryn Forelli氏は、「アガベ特有の"アガビン"というプレバイオティクス(腸内細菌の善玉菌が増えやすく、働きやすい環境に整える役目をするもので、糖質や乳製品などの善玉菌のエサや食物繊維などを指す)が腸内の微⽣物をサポートし、⾎糖値の上昇を抑える」との可能性を言及しています。
このアガビンとはメスカル特有の成分で、テキーラもブルーアガベという品種のアガべを使いますが、酵⺟、味、発酵促進剤などの添加やスチーマーを使った⼯業的な製法が認められているため、メスカルに比べアガビンの効果が弱まります。
理由その3
⼆⽇酔いの原因になりにくい「多糖」構造
通常のお酒は「単糖」です。これは肝臓に負担をかけて分解しなければならず、⼆⽇酔いや、⾎糖値上昇の原因になります。⼀⽅、メスカルに使われているアガベの糖分構造は「多糖」であり、⼝に含んだ瞬間から分解が始まります。そのため個人差がありますが、⽐較的⼆⽇酔いになりづらく、翌⽇もエネルギッシュな1⽇を楽しめます。
メスカルと同じ原料のナチュラル甘味料として、お馴染みのアガベシロップが、昨今、健康や美容に気をつかう方に注目されている理由はそこにあります。つまりメスカルは、体に優しいヘルシーなお酒なのです。